転職消耗プランナー的日常

みんなー、消耗してるかーい?

となりのレン話ちゃん(仮)①

   我が法人に味方殺しと呼ばれる50歳ポンコツがいる話はした。奴は今、飼い殺し状態である。むしろ、退職勧奨すると旦那と乗り込んで、パワハラだなんだと騒いで、警察沙汰になりかねないから、上層部は奴から退職届を出すのを待っている。

 

   人の話はまるで聞かない。根拠となることは、すべて自分の頭でだけ考えた屁理屈で、○○学概論とか経験則・経験知は全くない。自分こそがオールラウンダーで、自分への忠告や叱責は「批判」「パワハラ」「嫉妬」「嫌がらせ」と受け止めて、分かりやすくうつ状態になり、わざわざ診断書を貰い、食欲がないんですう、と言って昼休みにわざとらしくエッセルスーパーカップを昼飯がわりにし、「イライラするんで、ちょっと叫んできます!」と言っていなくなる。取り扱い注意、さわるな危険、である。

 

   ついったらんどにもいる。

   「レンタル話し相手」を自称する26歳無職男性である。都合のいい話し相手として自分をレンタルします、が売りらしいが、ついったらんどとレンタル○○というと、真っ先に浮かぶのは増田貴久くん主演でそのお仕事がドラマ化された「レンタルなんもしない人」さんや、お食事や飲み代を奢ってもらい日常遭遇出来そうにないレアな体験をお持ちな人の話を聞く「プロ奢られヤー」さん、あらゆる場に「ぶさいく」をレンタルしますというプレゼンより、むしろクセが強く業の深い人ホイホイな「レンタルぶさいく」さんが浮かぶ。

    「悩み解決が得意です」とbioに書きながら(今は書き直している)、オンラインワークショップで興味のない話になると居眠り、ネットの中の聞きかじり知識と自分の基準だけでツイートするので、「モラハラメンタル」呼ばわりされる彼が、果たして「話し相手」で食っていけるのかは謎である。

    最近、彼を観察している方々の間で物議を醸したのは、「鬼滅の刃つまんない」以上に「ワイシャツがあるかどうかを母親にLINEで聞く」という画像を公開した際、「ワイシャツとTシャツの区別がつかない」「26歳で母親に衣類を管理してもらっている」ということに加え、それらを「学校で教えてくれなかったからわからない」と反論したことだ。

 

   30年以上前の義務教育、または高校3年生卒業前にテーブルマナー教室だとか、メイク講座なんてのはあったかもしれん。だが時代は令和である。手元にあるパソコンとスマホの検索に「ワイシャツ」と入れれば、ほしい情報が出てくる時代だ。

   学校の先生も絶句する、ひどすぎる言い訳だ。学生ならまだしも、26歳成人男性が言うことではない。

    だが、こういう人は、40代・50代になっても変わらない。うっかりすると、ジジイになっても「教わってない、聞いたことない」「そんなの非常識だ」とぬかす厄介ジジイになる。

    これをお読みの介護業界のみなさんなら、必ずひとりはいるであろう高齢職員や、利用者がこういう厄介ジジババだったりするのは察しがつくだろう。

 

   という訳で、「レンタル話し相手」の50代は恐らくこうだ、という状態像を備え、採用6か月の間に3人の職員をうつ病にして退職に追い込んだ「となりのレン話ちゃんアラフィフ女性」の考察をしていくとしよう。

   なお、これは個人の考察であるので、本家レン話および擁護者がどう思おうかは知らないが、間違ってる!と思う人は校医・産業医およびカウンセラーに相談をおすすめする