転職消耗プランナー的日常

みんなー、消耗してるかーい?

「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」感想①~広く、浅く、特撮~

   ものすごい周回遅れで観た。

   脚本:井上敏樹の時点で、本編以上に重そうな気がしたし、劇場版龍騎みたいにばんばんライダー死ぬんだろ!ワイ知ってた!だったからなー。

    本作は、「仮面ライダージオウ」のスピンオフ作品でもあるので、ライダーバトルが起きなかった世界、が前提。

    謎の女に呼び寄せられたかつてのライダーバトル参加者を含む候補者たちは、タイムリミットを告げられ、最後の1人になるまで戦うことを要求される。

    城戸真司…演じる須賀さんが年齢相応の渋さと落ち着きを備えた雰囲気なのに、みんなで乾杯しようと盛り上げるあたりが、もう昔の真司のまんまなのがたまらん。あのガードの甘さが変わらないってえか…。

   浅倉。今作でもイライラしてたかどうかは知らんですが、戦いに嬉嬉として身を投じるスタイルが変わらない。その浅倉を「先生」と呼ぶ由良吾郎。 

    吾郎ちゃん、壊れた?吾郎ちゃんが「先生」と呼んで忠義をつくすのは、あの人だけでしょうがよ。

    手塚。あれ、手塚ってこんなキャラだった?ライダーバトルに加わることを拒否して命を落とした友人に変わって、運命を変えるために参戦したどこか危なげな感じが手塚じゃなかった?っておまえええ!!すごい裏切り展開じゃないか!!

    芝浦。小憎たらしさマシマシというか…なんか狡猾さが増した感じする。だが、手塚とのあの場面…いる?主観なんですけど、芝浦が仮に手塚の誘いに応じたとして、だよ。あれは興味からなのか、芝浦の性格からいって、手塚を支配できる感覚を味わいたかった?

    手塚の方なんだが、誰かに愛されたかった(必要とされたかった)で芝浦じゃなくちゃいけない理由がよく分からなかった。直前まで一緒にいた真司や木村では物足りない何かを、芝浦で埋めたかったのか。