第1回ベンゾジアゼピン系睡眠薬を(以下略)
前回の最後に、高齢者の不眠についての解説リンクを貼りました。睡眠の質が加齢によって低下する、生活のリズムがおかしい。
平たく言うと。
若い時みたいに寝れるわけあんめえ!!
ってことです。とはいえ、不眠で血圧が不安定になったりなどなど、体調管理に支障が出るのが問題な訳です。現役世代ならなおのこと。
さて。そんなお悩みを解決に導くのは、ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤であります。
詳しくはコチラ。
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/sleeping-drug/about-sleeping-drug/
大変丁寧でわかりやすい解説です。
つまるところ
ベンゾジアゼピン系=脳の働きを低下させて
不眠を改善
非ベンゾジアゼピン系=自然な眠りに近づけて
不眠を改善
ということ。そういや、利用者さんの処方みても、自分の処方みても、10年前とは随分違います。介護業界に入りたてのころなんて、金のハルシオン・銀のハルシオンを酒と一緒にかっくらっておかしくなってる先輩もいましてねえ…市販薬・処方薬ジャンキーは昔からおるのですよ。
で。これらのお薬は「寝付きが悪い」「眠りが浅い」「中途覚醒する」他に「一時的な不眠」「長く続く不眠」かで、お薬の処方が変わります。
眠れないんですー!!はい、ユーロジンとアモバンの合わせ技!!なんてえと次の日午前中まで使いものにならんこともありましてな。今思うと、あの先生ほんとに心療内科医か?ってくらい雑でしたが。
ベンゾジアゼピン系が危ない!について掘り下げますと
①効果が翌日まで持ち越されて、生活に支障が出る
②依存性
③高齢者の場合、夜間の転倒につながる
あたりかと思います。まあ③は施設でも在宅でも頭の痛い課題ではありますが…①②については、果たして「危ない薬だ!!」だけて片付けていいかどうか、私の体験を振り返って検証してまいります。