転職で消耗してます⑩
話がズレた。
もともと計画性がなくて、赤字経営になってるところに、一発逆転でデイサービスで儲けようという逆張り、職員の自主・自律性を奪うトップダウンぶり。どうやってもこの会社自体が詰んでる。その会社を選んだ私も詰んだ。
介護リーダーズの秋本可愛が言う「くっそダサいチラシ」で地道に営業して、新規の居宅介護支援利用者、入居待機者を集めたところで、この会社にはプラスにならない。これは困った。ようやく知名度が上がって、地域に支援のネットワーク作りが出来たのに。ならば、せめて新デイサービスをなんとか軌道に乗せよう。
しかし、そこは逆張りの王、理事長と専務。
いきなり、コンセプトが「リハビリ特化型デイサービス」である。市内にはスポーツジムばりの設備を備えた大手社会福祉法人他が多数あり、いずれもキャンセル待ちの盛況ぶり。
最後発の弊社が、どうやってそこに食い込むんだ?設計図見たら、スポーツジムどころか、スペースの隅っこに申し訳程度のマシンしかない。
オサレカウンター。談話スペース。四阿。
なにこの統一感のなさとリハビリマシンのケチりぶり。不協和音感がひどすぎて、ゆりやんレトリィバァのギャグを見せられたくらい気分悪くなった。作り込むんなら、森三中大島親方とか、渡辺直美とか、友近くらい徹底してくれよ!!
わかりました。リハビリ特化型デイサービスですね。
仕方ないので、営業を使って作ったネットワークを頼り、リハビリ特化型デイサービスの見学をするところから始めた。