転職で消耗してます⑰
中年の悪あがき、「やられてなくてもやり返す、八つ当たりだ!」その1。
ターゲットは、学生運動崩れの施設長。大企業の人事部にいたかなんかは知らんが、福祉については素人である。人脈だけはあるらしく、前職はサ高住から特別養護老人ホームまで作った会社の偉いさんらしいが。
だが、奴は福祉に関してはからきしダメである。営業に同行してわかったが、弊社の強みや利用する人やケアマネジャーに対してのアピールがまるで出来ない。まあ役所との交渉には役に立ったが、とにかく営業としてはポンコツである。
その上、自分が忙しくなると仕事は丸投げ。それに対して苦情を申し立てると、16歳歳下の元嫁にモラハラ説教しまくる高橋ジョージもかくやという説教をする。しかも長いし、くどい。
ワイをただのケアマネと侮ったことを後悔するがいい。タヒをもってな!!
実際手を下したら、ワイがほんとに人生詰むので、裏工作を始めた。不本意だったが、大赤字の新デイサービスのアシストを始めた。
女性利用者が喜びそうなハーバリウム作り(100均材料)、みんなでおしゃれカフェにドライブなどの企画実行、トレーニングとおしゃれレクの「カルチャーカフェスタイルデイサービス」をキャッチコピーに営業にいかせる。
地味にだが利用者は増え出した。当然、信頼度は施設長<ワイにシフトする。
まずは第一段階成功である。