転職で消耗してます⑱
アシストで新デイサービスのメンツは味方につけた。同時に、彼女たちからは施設長への苦情があがってくる。ひたすら傾聴。女性は助言でも解答でもなく、共感を求めている。有効なのは、傾聴。ゲバ棒と火炎瓶とロックアウトで世界が変えられると思ったおっさんにはわからんだろうさ。
同時に、既存のサ高住の併設デイサービス、訪問介護にもアシスト。どちらも施設長に仕事丸投げされるワイを見ていたので、心配はしてくれていた。ありがたい。
ワイが小細工しかけなくても、施設長はケアマネさんを自分の秘書かなんかと勘違いしてませんか?!とダイレクトにテポドンやらプリウスミサイル放って下さる。時にそこまで言わなくてもってくらいに。
さて。ワイにはもうひとり八つ当たりしたい相手がいる。専務だ。キラキラばばあ…おっと失礼。口では理想論を語るくせに、気に入らないとなれば利用者でも職員でもいじめ倒して追い出し、予算はカット、自分が1番正しくて間違っているのは国と言い切り、実地指導の県職員にも逆らう傲慢さである。
収入が足りないからと、不正請求を要求したこいつにも、食らわしてやらねばならぬッ!!しかるべき罰を!!(はい荒木飛呂彦先生ファン、ここテストに出るよ)
専務は、弱った人間にはとことん甘い。それはうつ病て通院中のワイも然りである。ここは北島マヤ並の演技でいくしかあるまい。
「お話があるんですう…」と、専務だけをたよりにしているようにしょうもない話を毎日持ち込む。これであっさり落ちた。
まあ、「あなたは発達障害があっても、社会の役に立つし、我が社に貢献してるんだから自信持って!」は、やかましわ!と思ったけど。
※余談。新デイサービスには、専務が1度クビにした発達障害の看護師がいた仕事の流れを読んで動く、ということが出来ないので、常時アシストが必要なのだが、つい最近まで彼女は障害をオープンにしていなかった。
オープンにした後も、職員からは悪い印象しかなくてかなり浮いていた。誰かアシストをつけたら、というワイの提案は却下され、彼女はとうとう解雇に追い込まれた。
そういう背景があっての「役に立つ障害者」は、正直もやもやしているし、私自身と、仕事上の課題だと思っている。