転職消耗プランナー的日常

みんなー、消耗してるかーい?

転職で消耗してます①


   最初に言っておくと、これは世渡りが下手で転職ガチャでイモを引くと人生詰む、という話である。手本にもならないし、真似すんなよ!絶対すんなよ!と言いながら熱湯で満たされた浴槽の縁に掴まってる上島竜兵的な人生の振り返りである。


    主任ケアマネ、という資格がある。これまではただでさえ人件費と諸経費でカツカツだった居宅介護支援事業所にインセンティブがつくための管理者要件であった。一応、後進の育成指導、地域の課題解決のためのリーダー的役割もあるが、特定事業所加算というインセンティブを取らない事業所にあってはキャリアアップ、あるいは名誉職的な位置づけである。(私の周りに限れば、だが)
    それが法改正により、全ての居宅介護支援事業所の管理者は主任ケアマネでなくてはいけない、猶予期間は平成30年から3年と変更。実務経験5年以上、市町村の推薦状が必要。提出課題は全て査読・採点される。
   さあ大変です。それなりのギャラ出してスカウト出来ればいいが、そんな簡単に人は動きません。私がいた事業所は、私の就職後に正社員2名とパート1名が相次いで退職する「〇〇県北地区の北朝鮮」と呼ばれたブラック事業所。
    メインは福祉用具レンタルで、それ以外のデイサービスと居宅は「おまけ」扱い。残業手当はつかない、人員補充しない、ボーナス3万(求人票は年間3か月分)。ここから抜け出すには、主任ケアマネ取って転職しかない。
    大学卒業後、障がい者施設支援員5年。訪問介護員(介護福祉士)4年。ケアマネジャーはトータル16年。転職も多かったが、精神障害認知症高次脳機能障害についての知識は極めた。
   市役所から推薦状をもらい、主任ケアマネ研修に臨んだのである。