転職消耗プランナー的日常

みんなー、消耗してるかーい?

転職で消耗してますリターンズ番外編⑤

   解雇になった彼女の件。ぶっちゃけてしまえば、周囲の反対を押し切って彼女を採用した専務が悪い、になる。

  しかし、この件は情報が足りなすぎる。なので、検証するにしても推測だらけになって、全く役に立たない記事になる。それを含んだ上でお読み頂きたい。

 

   発達障害の診断、ことに成人の鑑別診断を受けられる機会も場所もそうそうあるものではない、というのが実感である。たまたまかかったクリニックで鑑別診断を受けられたワイは運が良かった、としか言えない。前回取り上げた彼女も、どのタイミングで診断を受けたかは分からないし、障害者手帳の交付を受けたか、治療を受けているかも分からない。もっと早い段階でわかっていたなら、発達障害をオープンにして働く方法もあるのかもしれない。

   だが、常にフレキシブルな対応、観察力、マルチタスクが場面によって必要な介護現場では、彼女は働きづらかったんじゃないだろうか。それでも、他よりは働きやすかったのか。

   ワイはどうかっていうと、アホみたいに先延ばしするくせに、過集中になるとこれまたアホみたいにリカバリー出来ちゃったから、「やる気はあるのにやらない」扱いで生きてこれた。まあ一方でものすごいケアレスミスが多いんだが。

   診断を受けた頃に、発達障害をオープンにした。主治医には反対されたけど、これを理由に退職したかったのもある。ところが、「カバーしてやるから」と慰留された。この辺りが専務のハラが読めないとこではあった。

   トリセツ、ではないが、鑑別診断をきっかけにどうやらこれか生まれついて欠けている、というのが分かると、それなりに気をつけてみよう、となる。それを自分でまとめておくのと、周りに「実はこういうことがあるから、サポートしてもらえないか」というと好転することもあるのだけは分かった。

   もんの凄い博打ではあるけどね。